2022年6月10日(金)週刊ハトさん
日光浴
最近、疲れがたまってるので、よく怒る。イライラする自分にがっかりしたり、夫にそれをぶつけてしまったりして反省してる。自分なりの休憩とか癒しが必要だなあと。小さなところから息抜きをはじめてみようということで、上野で打ち合わせまでの1時間、トーハクの常設展の一部(150年記念の仏像の展示)をちらっと見て、残り30分は外のベンチに座ってひたすら日光浴をした。特に見るものもないし、トーハクの外観とか、池とか眺めてた。それだけで、だいぶ気持ちが前向きになる。私に足りなかったのは日光なのか...? あとは、全く興味のなかったスキンケアに興味をもちはじめた。SHIROの酒かす化粧水と美容液を使い始めて、少しだけほっぺがもっちりしてきた。朝晩の洗顔の時間がちょっとした楽しみになりつつある。ほんとうはもっと映画を観たいし、本も読みたいけど、まずは体力のいらないところから、自分に時間をかけてみよう。
解像度
最近は、上野公園の真ん中にある大きいスタバのテラス席でよく仕事をしている。すると、前を小さい子どもをつれた家族がよく通過する。ベビーカーに乗ってる赤ちゃんを見ると、うちの子よりもずっと小さいから生後3ヶ月くらい? あっちは腰が据わってるから1歳くらいかな?とかあれこれ推測する。
妊娠出産を経て、今までぼんやりみてた子どもや妊婦に対して解像度が格段に上がったかんじがする。解像度が上がると、今まで想像できなかったところまで、急にわかるようになるし、今まで踏み切れなかった具体的なアクションを取ったりする。(エレベーターの使い方とか、席を譲るとか、寄付とかいろいろ)
自分が当事者にならなくても、歴史から知識を吸収したり、エッセイからある視点からみた日常を疑似体験していくことで、解像度はぐぐっと上がる。だから本を読むのだなぁと、やっと身をもって感じている。本を読むのと同じくらい、日記を書くのも、身の回りの解像度を上げてくれている。私は喋るのがとても苦手で、文章もそれよりはマシにせよ得意ではない。考えもぼんやりとしてるところがあるし、とにかく伝えることに苦手意識がある。それでもこうして自分の生活や思考の記録を残すことは、記録によって自分の目線からみた風景を残したいからなんだと思う。過去の自分の目線は、いつかの自分の身の回りの解像度を上げる助けになるかもしれないし、あるいはだれかの助けになるといいなと思う。
来週は、子どものおもちゃをひたすら並べて紹介してみたいと思います。
すでに登録済みの方は こちら